人としてやってはいけない2つのこと
台風が近づいてますね。
みなさんの地域は被害などでていないでしょうか。
僕の移住先では稲刈りがまだ終わっていない田んぼが多いので、被害が少ないことを祈るばかりです。
台風が来てお米の心配をするなんて、いままでではなかったことですけども。
これも移住して農業に少しでも携わることで知れたことですね。
さて、タイトルにある「人としてやってはいけない2つのこと」ですが、これはつい先日、僕の尊敬する方が話してくれたことなのです。
よくある自己啓発本のタイトルのようですが…笑
その方は「他の人からの受け売りなんだけどね」と、はにかんでいましたが
僕にはすごく響いたので今回この記事を書いています。
人としてやってはいけない2つのこと
それは、「努力」と「苦労」だそうです。
これを聞いた僕の頭には「?」しか浮かばなかった。
なぜならこの話をしてくれた方は、人一倍「努力」と「苦労」をしている方だと僕は思っているからです。
そして大抵の人は「努力」も「苦労」もしているはずだからです。
ではなぜ「努力」と「苦労」をしてはいけないのか
その理由を考えるように言われたのですが、単純な僕には「つらいから」という幼稚な答えしか浮かびませんでした。
ではなぜなのか
その方は、「逆説的になるんだけどね」と前置きをして、「努力も苦労も当たり前のことだから」と続けたのでした。
これを聞いて、一本取られたなと思わずにはいられませんでした。
そして、なんだか気持ちがスッと楽になった気もしました。
人は生きていくのに息をする必要がある。
なのにわざわざ、「僕はいま、息をしています!」と周りに言う人はいない。
それと同じように、人は生きていく上で「努力」も「苦労」も必ず経験するもの。
それをわざわざ「僕は努力している」「いま苦労しているんだ」など、思う必要も、ましてや周りに言う必要もない。
という内容でした。
これはあくまで自分に対しての話であって、他の人が努力や苦労をしている場合は、優しく声をかけてもいい、とも言われました。
簡単に言えば「ひとに優しく、じぶんに厳しく」ということにもなるのでしょう。
僕はひとに優しく、じぶんに厳しい人間でいようといつからか思うようになっていましたが、今回のお話を聞いて、改めてまだまだだなぁと思わされました。
もし、これを読んでくださっている方のなかに「努力」や「苦労」で大変な思いをされている方がいれば、その努力や苦労を大変なものだと思う必要はない、息をするようなものだと考えるのも、ひとつの手段かもしれません。
以上今回は、人としてやってはいけない2つのこと、「努力」と「苦労」についてでした。
お読みいただき、ありがとうございます。
たった半年足らずで仕事を辞め、移住しようと思った理由
僕は22歳で大学を卒業、就職し、その後5ヶ月で就職した会社を辞めました。
文章にするとたった1行でも、この5ヶ月、さらには就職活動をしていた間はいろんなことを考えました。
人生ってなんなのか、自分は何を求めてるのか、いまの社会ってどうなのか、といった漠然とした“目的”のようなことや
仕事として何を選ぶのか、企業に勤めるべきなのか、就職した企業に勤め続けるべきなのか、など、生きていく“手段”のようなことまで。
自分なりに情報を集め、選択肢を洗い出し、考えた結果が、会社を辞めて移住し、そこで生きていく(仕事を創り出す)ということ。
その理由は
・「日本のこれから」を良くするカギのひとつは地方にあると感じたから
・自分の時間を生きたいから
・いままでの生活に違和感を感じていたから
・農山村地域での暮らしに価値を感じたから
・ただ、わくわくしたから
など。
他にもありますが、これらの理由が大きいです。
見てわかるように、感覚的なものが多いんです。
自分の感情に鈍感になれず、悩んだ結果、こういう行動をとったんです。
もちろんこの行動により、まわりに迷惑をかけてしまったということもありますが…
そこはまた別の形で返していきたいと思っています。
ただ、これまた感覚的なものなのですが、僕以外にも同じように違和感を抱えている人って結構いる気がします。
僕はそういう違和感を大事にするべきだと思うんです。
その違和感をもとに、現状を変える行動していくべきだと。
これは決して、全員仕事を辞めて移住しろと言っているわけではありません。笑
ただ、自分の感覚を大事にして、少しでも挑戦してみる。
これをしていくべきだと思うんです。
もちろん、挑戦するならば努力や結果を求められる面もありますが
そこに自分の時間を費やす価値はあると思います。
そうやって人生を楽しんでいきたいんです。
…後半はなにやら持論のオンパレードになりましたが、以上が僕が仕事を辞めて移住しようと思った理由の一部です。
今回もお読みいただき、ありがとうございます。
移住体験記 その1
僕がいま住んでいる場所は山の中。
電気や水道、ネットなど、インフラ整備はされているが、シカやイノシシなど、野生の動物はすぐそこに。
そんな場所で、農業や林業を生活の一環として行っているわけです。
いままでの23年間、地方都市や都市部での生活ばかりを送ってきた僕にとっては新しい発見の連続なのです。
この“移住体験記”では、日々の体験を赤裸々に(?)綴っていく予定です。
そんな体験記第一弾。
・山での生活は草との戦い
そうです。草刈りです。
草刈りの日々ということに関しては以前から話に聞いていたのですが、まさに百聞は一見に如かず。
いや、百見は一行に如かず。
体験しないとわからんもんです。
田んぼを整備するにしても、景観を守るにしても、古民家再生をするにしても、なにをするにも草刈りは避けて通れないのです。
でも裏返すと、それだけ自然豊かということ。
その自然に手を加えることで、人間は生きてきたんだなぁと、草刈りをしていて思います。(草刈りの真っ最中は必死ですが…笑)
さらに、放置されていた自然を整備することで、生物の多様性も富んでくるとか。
まだまだその辺りの知識は浅いですが、このことを知っているのと知らないのでは、見えてくるものも変わってきますよね。
野良仕事ひとつにしても、いろんな意味や発見がある。
これも田舎暮らしの良い点だと思います。
…もちろん日々の気づきは、都会暮らしでも得られますけどね。笑
以上、移住体験記 その1でした。
読んでいただいてありがとうございます。