頭のメモ帳

ふと思ったこと、考えたこと、感じたことなど、ぽつぽつと書いていきます。

移住体験記 その2 稲刈り編

お久しぶりです。

 

最近は雨が続いていますね。

今年の9月は日照時間が例年の4分の1だとか。

晴れ大好き人間としては少しテンションも下がりますが、歳を重ねるごとに雨も好きになってきたりしています。

 

 

 

さて

 

そんな雨の日が続いているのですが、僕の移住先では稲刈りが始まりました!

 

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写真は稲を刈った後、竿に稲を掛けて干しているものです。

 

おそらくどこかで1度は見たことがあるかと思います。

 

 これをハゼ干しといいます。

 

 

 

 

 

しかし、見たことはあっても、実際にやったことはない人も 多いのではないでしょうか?

 

僕自身、稲刈りは初めてで、「せっかく出来たお米なのに、稲刈りで失敗してしまったらどうしよう…」などと考えていました。

 

 

が、実際にやってみるとそんな暇もなく、むしろ楽しんでいました。

 

 

 

 

 

 

 

そもそも、お米の収穫方法としてはいくつかあるのですが、僕の移住先では割と手のかかる方法をとっています。

 

 

なぜそうしているかというと、お米作りを文化として捉えており、その文化を大切にしていきたいという想いがあるからです。

 

 

 

そして、実際に体験してみて、

 

 

その文化を体験する楽しさ

 

みんなで一緒に作業をする楽しさ

 

どうすれば上手に刈り取り、干すことができるかを工夫する楽しさ

 

などなど、いろいろな楽しさを感じたのです。

 

 

 

僕は草刈りや稲刈りからお米作りに参加しているだけなのですが、田んぼを責任持って管理している人が言うには、「ひとつひとつ刈っていくごとに、肩の荷が下りていく」そうです。

 

 

それだけ、時間をかけて何かを生産するということには緊張感のようなものがあるのだなぁと、ぼんやりながら感じました。

 

 

 

 

これはもしかすると、都会の生活でも感じられることかもしれません。

 

 

何か長期のプロジェクトを成功させたとき

 

長い間通いつめて、やっとの思いで契約を結んでもらえたとき

 

あるいは都会で何かを栽培するとき

 

 

結果が目に見えるかどうか、成果に形があるかどうかなどの違いはあるにしても、長い間真剣に取り組み、その結果が出るときというのは、都会や田舎に限らず、最高の瞬間なのだと思います。

 

何かを生み出すために、過程を真剣に取り組む

 

それはもしかすると、「ひと」が追い求めていることなのかもしれないとも思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…なんてことを稲刈りからも考えたりしますが、基本的には作業を楽しみ、風景を味わっています!

 

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ハゼ干しを眺めるのもいいですし

 

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作業前に朝焼けを見にいくのも最高です。

 

 

 

 

 

 

 

やはり自然を感じ、楽しむことができるのは田舎ならではの生活だと思います。

 

 

 

 

ほんとに気持ちがいいのです。

 

 

すこしでも興味があるのなら、休みを使って何泊かしてみることをお勧めします。

 

 

実際に体験すれば、何かが変わると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回も読んでいただきましてありがとうございます。

 

 

以上、移住体験記 その2 稲刈り編でした